就労継続支援B型支援事業
合力の郷では、心の病を抱えた方々を中心に「働きたい」気持ちを応援している場所です。
病状や生活リズムが安定しない方、まだ一般就労は難しいと感じている方などが自分の状態に合わせた働き方やペースで仕事を行ってもらっています。また、働いた経験がない方、働きたいけど自信がない方などが、内職作業(仕事)を実際に行いながら仕事に必要な能力を訓練する場所です。また、みなさんが将来なりたい自分(夢や目標)を実現する場所です。
社会生活や就職においては「自分のことは自分で出来る(自立)」ことが求められます。そのため合力の郷では内職作業だけではなく、施設内での生活の中から自立に向けた取り組みを行っています。
・旅館用タオルの袋詰め ・自動車用部品の袋詰め ・自動車用部品の梱包・アルミ缶回収 ・開成水辺スポーツ公園の清掃・印刷物や商品の封入・封減 ・自主製作 など・地域イベントによる出店
毎月25日に前月作業を行った時間分を支給しております。また、社会生活の営みを図る上で夏と冬に2回ボーナスを支給いたします。(ボーナスは内職の売り上げに応じて支給額は変動します。また、内職作業の参加時間に応じて支給額は決定します)
内職作業には必ず作業指導員という職員が一緒に行いながらサポートいたします。また、合力の郷ではメンバー内の役職制度(主任・副主任)を設けており、安心して仕事に取り組める環境を整えております。
誰でも最初から完璧に出来る人などいません。私たちと一緒に「何かできること一緒に探しませんか?」
作業療法士3名・精神保健福祉士1名の専門職が一人一人の今後のことについての相談や援助をさせて頂いております。また、平成30年10月よりピアスタッフ3名も作業指導員として加わり、丁寧に安心して作業が取り組められるようにしています。
令和4年4月1日時点
心の病を抱えた方々が働くことや生活することの力を身につけるための場所です。具体的には、働くために必要なこと、働く中で必要なこと、生活のしやすさ、地域で役割を担うこと、利用者自身・家族が病気のことや生活のこと、これからの希望や夢について相談できる場を提供しております。
利用される方々のニーズに沿いながら少しずつステップを踏み、就労への道筋を明確にしていきます。利用していく過程で変化していく個々のニーズを明確化することで個別的にかつ主体的に訓練に取り組めるよう支援体制を作っています。社会に出ても、自分の力で強く生きていくためにまた安定した生活が送れるように、他機関と連携を取りながらその方に合った支援を提供します。
『品質管理、品質保持、納期厳守』をしていくために、各内職作業に主任制度を取り入れております。また、朝礼や作業分担、休憩時の号令等も毎日メンバーに行ってもらいます。こうすることで元々持っている力や強さに着目・介入し、習慣化していくことで強化を図る支援をおこなっております。
メンバーがやろうとしている気持ちを大切にし、待つ支援が重要だと思います。メンバーが抱えている問題を職員が解決するのではなく、その問題を一緒に考えることが大切です。一人一人の希望、自分の人生に意思をもって、日々自分らしく主体的に生きていけるようにパートナーシップとして個別性を重視し適宜面談をしています。
本人たちの声に耳を傾け、様々な場所でみせる顔を共有し、その人らしい暮らしができるように支えています。そのためには、支援者同士の情報共有及び支援検討をしています。また、本人や家族も含めてみんなで現在のことや将来のことを考えていきます。
就職した利用者が自発的に時間を作って時折作業所へ来訪し、仕事の経験談や職場内の対人関係、通所している利用者は作業についての悩みや考えを自然と会話したり、一緒に作業しながらたわいのない話をしたりしています。就職した利用者が時間を作ってきてくれることで、利用者同士の横のつながりもできます。また、就職に向けてのモチベーションもあがり作業所内に活気がでるとともに、就職した利用者も息抜きになり、リフレッシュできる時間になるためとても大事にしています。
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